ほくろ.の日常

日常を物語へ

はじめての第一歩

 

はじめまして。

 

「矢乃ほくろ.」と申します。

 

私自身“ブログ”を始めるのが今回がはじめまして。

 

不安なことも正直多いのですが、のんびり自分のペースで

続けていけたらいいなと思っております。

 

ところで、どうして急にブログを始めたか…

 

理由は何個かあるのですが、今日はその一つを書きたいと思います。

 

 

数日前に職場で

 

お昼なし

 

休憩なし

 

残業

 

という素敵な3拍子が揃った日がありました。

 

「今日はこういう日か…ついてない」

 

社会人だとどうしてもこういう日が出来てしまうのはしょうがないこと。

 

「お腹がすいた」

なんていうのは通り過ぎていて、逆に変なアドレナリンが出ている始末。

 

「今日はバリバリ仕事してる、エラいエライぞ!」

 

と謎の熱血キャラが頭の中で登場し変なテンションに。

 

「あぁ…今日は疲れているようだ」

 

と冷静に判断する。

 

 

仕事も大分片付きもう少しで終わる!

 

…と思ったとき

 

「残業してるけどなにかトラブル?」

 

と眉間にしわをよせた上司から声をかけられました。

 

「新プロジェクトの件でごたついてしまっていて」

 

今私の会社では新たなプロジェクトが始まったのですが

これがなかなか上手くいかず。

 

ストレスやフラストレーションがたまる毎日。

 

職場にも重い空気が流れている状態だったのです。

 

その時はまだトラブルの原因回収中だったため現状の報告をしたところ

 

ますます上司の眉間のしわは深くなるばかり。

 

最後には

「なんでそんなことになっているんだ!」

と怒鳴られてしまう始末。

 

報告をしただけなのに。

 

いわゆる「八つ当たり」というやつである。

 

「いや、しらねぇよ」

 

「だったら自分で調べれば?」

 

と言いたい気持ちをぐっとこらえて

 

「すみません」と一言。

 

 

 

「あぁ、社会に埋もれちまったなぁ」

 

なんて思いながらも人からすごい熱量で言葉をぶつけられると

なかなか応えるものがあったのも事実。

 

体が震えてしまい、頭が真っ白になってしまいました。

 

もう帰ろう。

 

車を運転しながら泣く。

 

何が苦しくて泣いているのか分からなかったけど

 

まるでドラマのように運転しながら泣く。

 

「今日はこういう日だ」

 

 

 

家に帰ると、母がいました。

 

母に今日起こった”ついてないエピソード”を話すとこう言いました。

 

「あなたがみんなの代わりに怒られただけだよ」

 

「きっとこの件を担当していたのがあなたじゃなくても

 きっとだれかが怒られたと思う。みんなのために怒られたんだよ」

 

「あなただから怒られたわけじゃない。」

 

「大丈夫、よく頑張ったね」

 

その時心の中で答えみたいなものがストンと落ちて更に涙が出ました。

 

きっと私は誰かに「あなたは悪くない」と言ってほしかったんだと。

 

「あなたは今日一日頑張った」と誰かに言われたかったんだと。

 

そのあと

 

元気玉あげる」

 

と母がアイスをくれました。

 

「子供扱いか!」

 

と心の中で小さくツッコミ

 

「ありがとう」

 

と一言だけ告げました。

 

母の力は偉大だと改めて実感しました。

 

もし私が逆の立場だったら

「あなただから怒ったわけじゃない」なんて言葉

一ミリも考えつかなかったと思います。

 

母の優しさを私も受け継いでいるのだろうか。

 

受け継ぎたい。

 

そう思い言葉で誰かの力になれることはないのだろうか。

 

寄り添えることはないのだろうかと考えた結果

 

ブログを始める

 

ということに至りました。

 

他にもブログを始めたいと思った理由はあるのですが

 

それはまた後日話したいと思います。

 

長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。

 

皆様の日常が何気ない穏やかな日でありますように。