ほくろ.の日常

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こんにちは。

 

「矢乃ほくろ.」です。

 

前回初投稿させていただいたときに、

「ブログを始めた理由」を書かせていただきました。

 

今回は前回お話しできなかった

残りの理由をお話させていただければと思います。

 

 

 

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少し前まで私自身自分の気持ちだったり思いというのを

声に変換して人に伝えることが苦手なタイプでした。

 

「私はこれが好き」

 

「私はこう思う」

 

「私はこれが嫌い」

 

言ってしまえば楽なのに。

 

自分の気持ちを相手に伝えるってとっても勇気のいることだと思うんです。

 

こう言ったら相手にどう思われるだろう?

 

不快にさせてしまうだろうか。

 

変な人と思われるのではないだろうか。

 

そんなことを思うと自分の意見を言うのが怖くてたまらない。

 

そう思って生きてきたらいつの間にか

”話を聞くだけの人”になっていました。

 

友人が楽しそうにこの間起きた出来事を私に聞かせてくれる。

 

友人が恋愛で失敗したと涙ぐみながら私に話をしてくれる。

 

様々な話を聞かせてくれる友人のことは好きで今も変わらず大切な存在。

 

相談とかしてくれるぐらい信頼されていると思うとすごく嬉しい。

 

だけどたまに無性に寂しくなるんです。

 

 

 

「私は村人A」

 

ふとそう思う時がありました。

 

私は主役にはなれずにモブキャラのひとりにすぎないと。

 

本音で人と向きあったとき否定されるのを恐れて何もできない。

 

私は無力で弱い生き物だと。

 

自分で自分の存在を否定していたんです。

 

 

そんなネガティブ思考全開の私ですが

 

自分の思いだったり価値観を伝える方法がひとつありました。

 

それは・・・

 

 

「表現」です。

 

 

 

ダンスで歌詞を表現する。

 

カメラで私が撮りたいイメージのものを

好きな構造で好きなエフェクトをかけて写真として表現する。

 

1本の動画を作成するにあたって

この音楽にあわせて、こういう間合いで、フォントはこれを使って、など

普段伝えることが難しい自分が持っている世界観などを動画で表現する。

 

 

もともと何かを表現し作るということが好きだったためか

口で伝えるよりも素直に自分に対しても人に対しても

「自分の分身」を作ることで正直になれたんです。

 

私自身前々から友人に対して後ろめたさというのを感じていた頃がありました。

 

本音で接してくれていた友人に対して怖がってばかりで何も伝えられていない

私は友人と真摯に向き合えていないのではないだろうかと。

 

そこで私は「自分の分身」を見てもらうことで

少しはなかなか言えない気持ちを伝えられるのではないかと思い

勇気を振り絞り数少ない友人たちに見てもらいました。

 

そうすると友人たちは一言も否定をせず

 

「すごくいいね!!」

 

「もっとみたい!!!」

 

「今度はこれをやってみて!!!」

 

友人たちはすんなりと

あまりにもすんなりと「私の分身」たちを受け入れてくれました。

 

「私が怯えていた世界は何だったんだろうか・・・」

 

と少しガッカリするぐらい

 

しかしそれを上回る大きなやさしさで”私の勇気”を受け止めてくれたのです。

 

 

 

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改めて振り返ってみると

本当に私は人に恵まれているなと日々感じます。

 

今は少しではありますが

自分の気持ちを声に変換して伝えられるようになってきました。

 

 

それで結局なんでブログ?

 

ということなんですが結果として

 

普段の生活を文字で表現してみたらどうだろうか

 

と思ったわけなんです。

 

「社会人になると毎日同じことの繰り返し」

 

「充実感がない」

 

「日常は退屈だ」

 

と毎日がつまらない日常だと自分自身では思っていても

 

文字にして少し物語っぽく話してみると

 

 

「今日も同じ時間に起きる」

 

「眠い目をこすりながらベットを下りる」

 

「そしていつものようにベランダに出て一あくび」

 

「朝日が出てきた、今日も一日が始まる」

 

なんてありきたりな文面ではありますが

 

自分の日常では無いような誰かの物語を見ているかのような

感覚になりませんか?

 

自分が物語の主人公である”とそう思えるような気がするんです。

 

言葉は凶器にもなる。

 

最近よく耳にする悲しい言葉だと思います。

 

でも

 

言葉は自分を彩る色にもなると思うんです。

 

自分を認めてあげられる人こそ

他者にも優しくなれる人だと私は思います。

 

そこで「表現」という力を借りて

私が私を認めてあげられる人になりたい。

 

そして大切な友人、家族

これから出会う人に寄り添えるような人間になりたい。

 

そのために私の考えを文字で言葉で

発信してみたいなと思いブログを始めました。

 

長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。

 

次回からは日常生活であったことを

まったりと投稿していけたらなと思っています。

 

 

 

さぁここからがスタートラインだ。

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